どうも、シンゴです。
「ブログを書いてみたいけど、どのように書けばよいかわからない・・・」と、悩んではいませんか?
そんな方に向けて、ブログ記事の書き方テンプレートを用意してみました。
ブログの内容は千差万別でも、記事の書き方には型があります。なので、その型(テンプレート)に沿って文章を書いてもらえれば、ブログ初心者でも読み手に伝わり易い文章が書けると思います。
このページは、下記のような方にお勧めです!
・どうやってブログ記事を書けばよいか知りたい方
・書き出し、本文、まとめ、タイトルの書き方を知りたい方
・真似が出来る、ブログの書き方テンプレートを知りたい方
そもそもネット検索するユーザーは、自分の悩みや疑問を解決するために検索を使ってお目当ての記事を探しています。なので、そういうユーザーに対して役立つ記事を書こうとすると、おのずと求められる記事の書き方、つまり型(テンプレート)が決まってくる、という訳なのです。
このページでご紹介するテンプレートに沿ってブログ記事を書いて頂ければ、初めてブログ記事を書く初心者の方でもユーザーの役に立てる記事が作成できると思いますので、ぜひご活用ください。
ブログ記事を書く前にリサーチしておく事
そうは言っても、テンプレートを使って一生懸命記事を書いた所で、誰にも読まれなかったらブログをやる意味がありません。
誰かに読まれるブログ記事にするには、その記事にニーズがあるかどうかが肝心です!
そしてニーズがあるかどうかは、ネットの場合「検索キーワード」で計る事が出来ますので、まずは狙う「検索キーワード」をリサーチして選定しましょう。その上で、ブログ記事の作成に取り掛かります。
具体的には以下の流れで進めていきます。
- 書く記事のターゲットを決める(ニーズの想定)
- ターゲットが検索しそうな検索キーワード抽出する
- ターゲットのニーズに合った記事を、検索キーワードを入れて書く
なお、このページで紹介するテンプレートが活躍するのは手順の③になります。
その前の「①ターゲット選定」と「②検索キーワード抽出」が出来ていないと、そもそもユーザーの目に留まらない記事になってしまいますので、事前準備とも言うべきこの2つのリサーチはしっかりやっておきましょう。
特に「②検索キーワード抽出」は大切な作業です。具体的なやり方を下記ページにて紹介していますのでご参考ください。
【初心者必見】Google検索ボリュームの調べ方・検索キーワードの抽出方法
ブログの書き方テンプレートの全体像
まずはブログ記事の全体像を把握するために、下の図をご覧ください。
ブログ記事は書く方によって内容は千差万別です。
しかし冒頭で説明した通り、記事の書き方には型がありますので、上記のテンプレートはどんな内容でも当てはめる事が出来ます。
またパートごとにそれぞれ役割があり、何を書くべきなのかは、ある程度決まっています。
と言う事で、ここからは各パートの役割と初心者向けテンプレートを紹介してまいります。
1.冒頭文パート
冒頭文は、読者が一番最初に目にする部分です。
基本的に読者は「自分の目的を満たす記事を読みたい」と思っていますので、その目的とズレている、あるいは興味をそそられないと感じると、無常にもすぐ閉じてしまいます。
つまり、冒頭文を見て読むか否かを瞬時に決める読者が圧倒的に多く、冒頭文が微妙だったら本文は読んでもらえないのです。
「これは凄く難しいのでは?」と、お感じになったかもしれませんが、ご安心下さい。
実は、この冒頭部分で読者が欲する情報というのは心理的にほぼ決まっているので、要はそれを満たす型に沿って冒頭文を作成すればいいのです。
そこで、読者を引き込み易いとされる冒頭文の書き方(テンプレート)を、以下で紹介致します。
冒頭文の書き方
さて、読者を引き込む冒頭文にするには、具体的に何を書けば良いのでしょうか?
その答えが下記になります。
- その記事を読む読者の悩みを書く
- その悩みが解決できることを伝える
- その悩みが解決できる根拠を伝える
- その記事に何が書かれているのか伝える
- 記事を読んだら何を実現できるか伝える
読者は自分の悩みを解決したくて記事を読んでいるので、まず初めに「どんな悩みを解決できるのか?」を示して引きつけます。
その後に、その悩みを解決できる根拠を書き、その根拠の元となった話(一番良いのは自身の体験談)の概要を書きます。
そして最後に、記事の通りにするとどうなるのかを書きます。
と、この様な流れで作成します。
以下に、上記5項目を元にしたテンプレート文を用意したので、ブログを書く際に利用してみてください。このページの記事も、このテンプレートを元に書いています。
冒頭文のテンプレート
どうも、〇〇〇(自分の名前)です。← 挨拶は好きな言葉でOK
「〜したいけど、〜できない・・・」と悩んでいませんか?(ユーザーの悩みを言語化する)
そんな方に向けて、〜できる(ユーザーの悩みを解決できることを主張)記事を書いたので参考にしてみてください。
————————————
・ユーザーの悩み1
・ユーザーの悩み2
・ユーザーの悩み3
————————————
このページで紹介する「〇〇〇」を実践すれば、初心者でも〜〜できると思います。(ユーザーの悩みを解決できることを主張)
なぜなら、実際に私もこの方法で〜〜の悩みを解決できたからです。(根拠を伝える)
その具体的な経緯(経験談)を、これからお話ししますね。(根拠を伝える)
※根拠を証明する画像などがあるとなお良い。
この私の経験が、かつての私と同じ場所で悩んでいるあなたの問題解決に役立てられれば幸いです。(かつて自分も同じ事で悩んでいた事を伝えて、あなた目線の記事であり、解決につながる記事であることをPRする文章で締める)
このように冒頭文の最初に読者の悩みを伝えることで「自分の悩みが解決できる記事かもしれない!」と認知させて、読者の離脱を防ぎます。
また最初に自己紹介をすると、読者に安心感を与えます。ブログは個人ブランディングを如何にするかが大切なので、読者に印象付ける効果が狙える冒頭の自己紹介は本当にお勧めの手法です。
2.本文パート
本文パートは、読者の悩みを解決するために具体的な解決策を提示する重要パートです!
ブログの収益化を狙う場合、この本文パートでどれだけ疑問解消できたかで、訪問者がリピートする読者に、そしてユーザー(購入者)になってくれるかが決まります。
また本文パートの内容はGoogleのサイト評価にも強く関わってきます!可能な限り「Googleが提唱する良い記事の定義」に近づけるように意識して作成しましょう。アクセス数にも大きく影響してきますからね。
- 独自性のある記事(経験に基づいた情報)
- 付加価値のある記事(成果や効果など)
- 誇張されていない記事(過度な誇張表現をしない)
つまり「あなたの体験や経験に基づいた事実の成果情報」をブログ記事にするのが望ましいのです。
以下で具体的な書き方を説明してまいります。
本文パートの書き方
- 結論(伝えたいこと):最初に答えを教えることで、後述する話を理解しやすくする
- 理由(①を裏付ける理由):①の答えに納得ができて、さらに話を聞きやすくなる
- 根拠・具体例(①を裏付ける根拠や具体例):①の理解度合いが深まり、イメージできるようになる
- 再結論(結論を再掲示):結論を思い出して、印象に残りやすくする
文章にはさまざまな書き方があるので、一つの型だけが正解ということはありませんが、上記のように「結論→理由→具体例→再度結論」で文章を書くと、論理的で分かりやすい文章に仕上がります。
Web検索経由のブログ読者は「早く答えを知りたい!」と思っているケースが多いので、回りくどい表現を嫌います。
そのため先に答えを提示してあげて、裏付けになる理由や根拠を説明をする流れが好まれる傾向にあるという事を覚えておいてください。
本文についてはケースが多すぎて、そのまま使えるテンプレートはご用意できませんが、テンプレート的に使える文章構成は下記のようになります。
本文のテンプレート
⇒ 結論
ブログ記事を書く時は、事前に構成を作成しておくと良いでしょう。
⇒ 理由
なぜなら、構成がないと記事全体を俯瞰した上で書き進めることができず、まとまりが無い記事になってしまうからです。
⇒ 根拠・具体例
たとえば、プラモデルが良い例です。誰でも迷わずにプラモデルが作れるのは、「設計書」があるからですよね。
⇒ 再結論
要するに「構成」イコール「設計書」なんですね。構成を事前に作成すれば、結末に向けて質の高い文章をスラスラ書けるようになるので、ぜひ実践してみてください。
基本的には上記の段落に沿って文章を書いてもらえれば、論理的で分かりやすい文章に仕上がると思います。
とはいえ毎回同じ型を使うと機械的なブログだと思われてしまうので、黄色マーカーの部分(接続詞)は、出来るだけ変化させましょう。
接続詞のバリエーションについては、下記を参考にどうぞ!
理由:なぜなら、その根拠は、そのわけは、理由は、~だから
具体例:たとえば、具体的には、例としては、どういうことかと言うと
再結論:そのため、つまり、したがって、ここのポイントは、以上の理由で、このように
3.まとめパート
最後のまとめパートは、読者に納得してもらった上でアクションを起こしてもらう場所です!
- 関連する別記事への移動
- あなたのSNSアカウントをフォローしてもらう
- メールマガジンへの登録
- あなたが提供するサービスへの登録
- あなたが販売する商品の購入
- あなたが紹介するアフィリエイトプログラムへの移動
例えばメールマガジンへの登録を促すなら、「メルマガではさらに踏み込んだ情報をお届けしています。もっと知りたいと思った方はぜひ登録をお願いします。」みたいな感じです。
またアフィリエイトプログラムへ移動を促すなら、「詳細は公式ページで確認して下さい」といった感じです。
とはいえ、ただ促せばいいというものでもないので、具体的な書き方を下記でご紹介致します。
まとめパートの書き方
- 本文で紹介した重要なポイントを箇条書きにする。
- 紹介した内容を実践することで、目的を実現(問題の解消)できることを書く。
- 次のアクションへつながるボタンを配置する。(メルマガ登録フォームや商品ページへのリンクなど)
まとめの書き方は、上記の通りです。
アクションにつながるまとめにするには、読者の心理を考えて、適切な要素を配置する必要があります。
以下のテンプレートをご参考ください。
まとめのテンプレート
⇒ ①最後に、ここまでにご紹介した内容をもう一度おさらいします。
ステップ1:〜〜
ステップ2:〜〜
ステップ3:〜〜
⇒ ②ご紹介した内容を実践すれば、初心者の方でも〇〇〇出来るようになりますよ。(再度、読者の悩みを解決できることを伝える)
⇒ ③△△△について詳しくまとめた記事のリンクを下記に貼っておきますので、こちらも確認してみてください。
と、まあこんな感じです。
あまりまとめの文章が長くなりすぎると、読者がダレてしまって次へのアクションにつながらない場合がありますので、端的に書くように心掛けてください。
必要なことをシンプルに書くのが良いまとめ方です。
4.記事タイトルのつけ方
記事タイトルは検索結果に大きく表示されるので、必然的に読者が1番最初に注目する場所となります。
一般的に「記事タイトル」イコール「記事の内容」と認識されますので、どんなタイトルにするかで記事のクリック率が大きく変わってきます。なので、まず記事タイトルに求められるのは、わかり易さです。
また、記事タイトルに盛り込む検索キーワード次第で検索順位にも大きな影響を及ぼしますし、アクセス数も大きく変わってきます!
そこで、以下に説明する事に注意して作成するようにしてください。
記事タイトルの考え方
- WHY:なんのために
- WHAT:何をするのか
- HOW:どうやってWHATをやるのか(時間や日数などの数字を入れるケースが多い)
基本的にクリック率の高い記事タイトルは「WHY(何の為に?)+HOW(どうやって?)+WHAT(何をするのか?)」この3つの要素で作られている事が多いです。
特に「WHY(何の為に?)」という部分は、読者が記事を読む理由にあたるため、必ず入れるべき要素となります。
以上を踏まえた上で、書き方のテンプレートをご紹介致します。
記事タイトルのテンプレート
⇒WHY(理由)
〇〇〇の為に
⇒WHAT(方法論)
〜の方法、〜の戦略、〜の解決策、〜のコツ、〜の実践法、〜の注意点
⇒HOW(具体的な数字・簡易性を伝えるもの)
誰でも簡単にできる〜、一瞬で〜、たった5分で〜、たった1日で〜、3つの簡単な〜、
このテンプレートを踏まえて作成した記事タイトルの例が下記になります。
タイトル例:作業目安10分!サーバー契約と同時にWordPressを簡単開設する方法
WHY:WordPressを簡単開設する
HOW:作業目安10分!
WHAT:サーバー契約と同時に
タイトル例:ブログの文章力が不安な人でもプロ並の文章が書ける5つのテクニック
WHY:ブログの文章力が不安な人
HOW:プロ並の文章が書ける
WHAT:5つのテクニック
タイトル例:個人ブログで検索上位を狙うための3つの簡単なSEO対策
WHY:個人ブログで検索上位を狙う
HOW:3つの簡単な
WHAT:SEO対策
この様に「WHY、HOW、WHAT」の3要素を満たしたタイトルにすれば、読者もきっと興味を持ってクリックしてくれると思います。上記のテンプレートを、ぜひご活用ください!
メタディスクリプション(記事の要約)の書き方
メタディスクリプションとは、検索結果に表示されるブログ記事の要約です。(上記画像の赤枠)
もう少しわかりやすく言うと、検索結果に表示される記事の紹介文ですね。ここを中身を読んでみたいと思わせる魅力的な文章にできれば、読者を更に取り込みやすくなります。
また、メタディスクリプションに入れたキーワードが別の検索結果に引っかかることもあるので、さらなるアクセスアップも見込めます。
そこで、効果的なメタディスクリプションの書き方をご紹介致します。
メタディスクリプションの書き方
- 記事で紹介する内容を伝える
- 記事を読んだらどうなれるか伝える
- 検索キーワードを入れる
- 文字数を120文字以内にする
メタディスクリプションを書く際には、上記のポイントをしっかり押さえて書きましょう。
下記に、テンプレートとして使える例を用意しました。
メタディスクリプションのテンプレート
ブログの内容は千差万別でも、読まれるブログ記事は読者に好まれる型に沿って書かれています。(A)初めてブログ記事を書く初心者の方でも、このページで紹介する書き方テンプレートを使えば悩まずに書けると思いますので、ぜひご活用ください。(B)
上記は、このページで実際に使っているメタディスクリプションです!
(A)パートでこの記事で紹介する内容を伝えて、(B)パートでどんな内容が書かれているかを紹介しています。
文字数は112文字となっており、選定した検索キーワード「ブログ 書き方 テンプレート」も、しっかり盛り込んでいます。
120文字以内というのは予想以上に短いので、必要な事をシンプルにしっかりまとめましょう!
テンプレートを使って読みやすいブログ記事を書こう!
改めて、このページでは初心者向けにブログの書き方を紹介してきました。
今一度、ブログを書くときに困らないように、ブログ記事の全体像と役割をおさらいしておきましょう。
冒頭文:読者を惹きつける為のパート
本文:読者の悩みを解消するパート
まとめ:読者に行動(アクション)を促すパート
記事タイトル:検索結果上で読者を惹きつけるパート
メタディスクリプション:検索結果上で読者を惹きつける記事要約パート
ただ、間違ってほしくないのは、ここまで紹介してきた書き方テンプレートは、あくまで記事を書くためのサポートでしかありません。
あなたがテンプレートを使って記事を書くことに慣れたのなら、そこからは自分なりにアレンジして、よりよい記事を書こうと試行錯誤するの事が大切です!
まずは記事の書き方に慣れる為にテンプレートを活用し、その後はオリジナリティーを出してまいりましょう。
このページが、少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。
ブログの始め方を知りたい!実際にやってみようと思われた方へ
「ブログの始め方を知りたい!実際にやってみよう」と思われた方は、下記のページに必要な事を全て網羅したページをご用意していますので、こちらを参考にしてください。
初めてのWordPressブログ 開設・設定マニュアル
また、当ブログ「Web力(ウェブりょく)」は、WordPressで商用ブログを始められたい個人事業主・小規模事業者・脱サラ独立希望の方々をサポートしています。
興味は持ったものの、何から始めれば良いのかわからない方は、ぜひ下記の無料講座を受講してもらえればと思います。
必要となる基礎知識と、具体的な取組み方が学べます。
ぜひご参考ください。
さあご一緒に、実りあるブログ運営を目指して頑張ってまいりましょう!